年に数回フルマラソンに出場するHさんはとにかくアクティブ。
毎日最低でも10キロは走るそうで、休みの日は
家から市内まで15キロ走って、サウナに入って一杯ひっかけて電車で帰るのがお決まりコース。
お酒も大好きでかなりの酒豪らしい。
サウナ後のビールが最高なんだそう。
「今からラーメン食べて帰ります」
「調子に乗って生3杯。さすがに飲み過ぎました」
とかメッセージが届く。
「あまり飲み過ぎないで」
と優しい女風のメッセージを返して、
次の日の朝
「二日酔いではないですか?」
と送ってみる。
「ちょっと調子に乗りましたが、あれくらいなら全然平気です」
と返ってくる。
そんな他愛のないやり取りが続いたある日、
Hさん「休みの日は何されてますか?」
私「家でわんことのんびりしてますよ」
Hさん「市内まで出てこれるならランチでもご一緒しませんか?」
私「ランチいいですね!」
Hさん「お会いできますか?」
私「もちろんですよ。」
やり取りを始めて1週間ほどしてHさんからお会いしましょうと言ってくれた。
正直、私も会いたい気持ちがあった。
真面目で紳士的で写真の印象も悪くない。
けどやっぱりメッセージのやり取りだけでは、どういう人なのか想像の域をでない。
何度もメッセージのやり取りを繰り返してる割に、私に対して問いかけが少ないのは少し気がかりではあったけど、とにかく会って見ない事には始まらない。
こうして近いうちに会いましょうという事になった訳やけど、お察しの通り、話しはそう上手くはいかなかった。
つづく。